認知症GPSについて

認知症徘徊GPSセンター、オープン

本日、認知症徘徊GPSセンターがオープンしました。
認知症徘徊GPSセンターは、認知症高齢者による徘徊を専門としたGPS位置検索サービスを提供しています。

GPS端末はNTTドコモが多くの事業者に提供していますので、他社でも同型のものが活用されていますが、認知症徘徊センターでは認知症徘徊に特化した独自アプリケーションを開発し、移動経路を自動で把握することができます。
この移動経路を把握できるというのが大きなポイントの一つで、認知症の徘徊では初動が最も重要ですが、万が一GPS端末を持たずに徘徊行方不明がおきても、普段の移動経路を把握していればどこにいるか見当をつけ探すことができます。

例えが適切ではないかもしれませんが、自分の子供が家に帰らないときに「あの公園かな」「あの友達の家かな」と予測ができればその場所を重点に探すことができますし、事前に「あの交差点気を付けて」などと注意をしたり、近隣の知人に「うちの子供がいたら早く帰るように言って」などと準備をすることもできます。
しかし、全く予測がつかなければ、探す範囲も広く、時間がかかれば交通事故などリスクも高くなります。

認知症で苦労されている家族をどう支援できるか考えた時に認知症に特化したGPS位置検索サービスを提供しようと考えました。

この認知症徘徊GPSセンターは単なるGPS位置情報検索サービスではなく、様々な事例や情報を集め提供することでご本人やご家族の精神的な負担や日常生活の負担を軽減できればと思っています。

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